F1中国GP

2006年10月2日 F1
新旧王者の激戦は続く!

いやはや、実に見ごたえのあるレースでした。
フロントローを独占したルノーの2台に続くのはHondaの2台、そしてマクラーレンのK.ライコネンにフェラーリのM.シューマッハとスタートの段階でなかなか凄い展開が期待できそうな並び。
そして湿ったコースを物ともせずにライコネンが見る見るうちに順位を上げ、一時は2位にまでいったりしました。
しかし、今期不運の続くライコネン、やはりと言っては何ですが、今回もまたリタイアする結果となってしまいました。本当に彼は今期完走できたことがあんまりない気がします……

さて、これで完全にレースの行方はワールドチャンピオンを争っているF.アロンソとシューマッハの戦いに絞られることになりました。
後方から猛烈な勢いで迫ってくるシューマッハを牽制していたのはアロンソのチームメイトでもあるG.フィジケラ。しばらくの間、この3台の位置関係は変化なし。
事態が動いたのは1回目のピット作業を終えてから。トップを快走していたはずのアロンソがまさかのペースダウン。それによって後続2台に抜き去られることに。
さらにアロンソは2回目のピット作業の時にリアタイア交換で手間取ってしまい大きくタイムロス。6番手まで後退してしまいました。
しかし、それで終わらないのが昨年度チャンピオン。次々にファステストラップを塗り替え、まさに怒涛の追い上げ。15秒もの差があったフィジケラを抜き、ついに2位まで戻り、前を行くシューマッハを圧倒するスピードで走り続け……

結果、わずかに及ばずシューマッハがチェッカーフラッグを受けることになりました。
これにより両者のドライバーズポイントは116で同点。シューマッハが勝利数で上回るためにポイント首位になり、今期初めてアロンソからリードを奪う形になりました。
とは言うものの両者全く譲らず、ということに変わりはなく、どうやら残り2戦も激しいバトルが展開されそうです。
一方、コンストラクターズポイントはルノーが1ポイント差でフェラーリを上回る形となっています。今回アロンソとフィジケラが2位と3位であったため、逆転することに成功したわけです。こちらもやはり最終戦までもつれそうですね。

いよいよもって面白くなってきたF1終盤戦。
次は10月8日の日曜日、日本は鈴鹿サーキットでの戦いです。
……生中継らしいのでビデオの録画をしておかなければ。その日は悪魔杯に行っているはずなので(ぉ

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