F1イタリアGP

2007年9月10日 F1
フリー走行でクラッシュしたフェラーリのK.ライコネンでしたが、無事に予選を終えて5番グリッドからのスタートとなりました。
フェラーリ勢は今年のワールドチャンピオンを狙う上でもう1ポイントも落としたくないところ。チームメイトのF.マッサともどもトップを狙うこととなります。
しかし立ち塞がるのはワンツー体制を確立しているマクラーレンの2台。特にF.アロンソは久しぶりのポールポジションということで、王者の走りを見せつけることができるかどうかが焦点に。

そのアロンソは好スタートを切り、チームメイトのL.ハミルトンはマッサとの激しいバトル。
ライコネンはスタート直後の混線の中で順位を1つ上げてマッサを追う形となります。
そしてレースが始まって2周目、D.クルサードのマシンがクラッシュしたことをキッカケにセーフティカーが導入され、後を追うライコネンに追い風か……と思われたのですが、前を行く3台を抜くことはできず。
隙あらばハミルトンを抜き去ろうとしていたマッサでしたが、9周目に想定外のピットインを行い、その後もマシンの調子があまりよくなかったのかガレージへとマシンを戻してリタイアすることに。ワールドチャンピオンが十分に狙える位置だったマッサですが、これで少々苦しくなってきたかもしれません。

その後各車1回目のピットストップを行ない始めたのですが、ライコネンはその中でとにかく走り続け暫定1位に。
彼が給油を受けたのは26周目のことで、すでにレースは半分を消化しようかというところ。ここでワンストップ作戦であることが判明し、終盤にマクラーレンの2台がピットインした時のタイム差がどうなるかが気になることとなりました。

順位は再びアロンソ、ハミルトン、ライコネンとなり、前を行くマクラーレンの2台はまだピットストップが残っていることを考えて後続との差を徐々に広げていきます。
そしてハミルトンの2回目のピットストップが終了し、この時ライコネンが見事にハミルトンを抜き去りました。が、それから2周後にハミルトンはライコネンをオーバーテイク。
アロンソはと言えばセーフティリードを保ったまま、危なげない走りでポール・トゥ・ウィンを飾りました。
これによってハミルトンとアロンソのドライバーズポイント差はわずかに3。何だか最終戦までもつれ込みそうな様相を見せています。
ライコネンはドライバーズポイントでマッサを抜き3位になりましたが、ハミルトンとの18ポイント差をひっくり返すことができるのかどうか。
今回リタイアに終わったマッサは23ポイントの差があるハミルトンに食らいついていけるのかが焦点になりそうですね。

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