母国GPとなるL.ハミルトンとしては、ここまでの好調を活かして優勝を飾りたいところだったのでしょう。
予選では上位陣との凄まじいタイムバトルを制し、見事ポールポジションを獲得。
しかしその後ろに続くのはK.ライコネン、F.アロンソ、F.マッサといった面々。予選のタイムから考えるに激戦となるのは必至……そんな風に思いながら始まった本戦。事件はフォーメーションラップ終了後に起こりました。
なんとマッサのマシンがトラブルに見舞われスタートできないという状況に。追加のフォーメーションラップの間にピットで作業が行なわれ、どうにかピットスタートとなったマッサは隊列の最後尾に合流することに。ドライバーズポイントのことを考えるとかなり厳しい展開となってしまいました。
そんな感じで始まったイギリスGP本戦。スタート直後を上手い具合に凌いだハミルトンはそのままトップを快走。続くライコネンとアロンソも隙あらば抜き去ろうと機を窺う展開が続きます。
レースが動いたのは1回目のピットストップ。ハミルトンはやはり初めての母国GPだということもあってか、若干の焦りがあったようで給油作業が終了する前に動き出そうとしてしまいわずかにタイムロス。
それもあってか、はたまたフェラーリ陣営が完璧なピット作業を行なったのか。いずれにしてもライコネンがピットインを挟んでハミルトンの前に出ることに成功。しかし給油時間を短くしたアロンソがライコネンの前にピットアウトするという目まぐるしい入れ替わり。
いずれにしてもハミルトンが優勝するには高い壁が立ちはだかることとなったわけです。しかも給油時間の短かったアロンソはどんどんライコネンとの差を広げていっている上、スピードがあまり上がらないハミルトン。一気に苦しい展開になりました。
ただ、給油時間が短かったということは次のピットストップのタイミングが早まることも意味しており、当然アロンソは2位のライコネンよりも早く2回目のピットイン。
このピットインによって重くなるアロンソのマシンとは対照的な、燃料が残り少なく軽いライコネンのマシン。徐々に2人の差に変化が見え始め、そしてライコネンの2回目のピット作業が終わった時には2人の順位は逆転していました。
どうにかして優勝をもぎ取ろうと食らい付いていったアロンソでしたが、結局再逆転の機会は訪れることなくライコネンがそのままフィニッシュ。ハミルトンは前を行く2台に追いつくことがないまま3位でレースを終えました。
もっとも、優勝こそ逃したもののこれで9戦連続の表彰台入り。果たして彼の好調はどこまで続くのでしょうか。
なお、ライコネンのチームメイトであるマッサは5位入賞と大健闘。あとわずかで4位のR.クビサすら抜くのではないか、というところまで来ていたのには驚きでした。
今年のF1GPも折り返し。
今なおポイントランキングでトップを走るハミルトンを、アロンソは、ライコネンは追撃することができるのか。注目です。
予選では上位陣との凄まじいタイムバトルを制し、見事ポールポジションを獲得。
しかしその後ろに続くのはK.ライコネン、F.アロンソ、F.マッサといった面々。予選のタイムから考えるに激戦となるのは必至……そんな風に思いながら始まった本戦。事件はフォーメーションラップ終了後に起こりました。
なんとマッサのマシンがトラブルに見舞われスタートできないという状況に。追加のフォーメーションラップの間にピットで作業が行なわれ、どうにかピットスタートとなったマッサは隊列の最後尾に合流することに。ドライバーズポイントのことを考えるとかなり厳しい展開となってしまいました。
そんな感じで始まったイギリスGP本戦。スタート直後を上手い具合に凌いだハミルトンはそのままトップを快走。続くライコネンとアロンソも隙あらば抜き去ろうと機を窺う展開が続きます。
レースが動いたのは1回目のピットストップ。ハミルトンはやはり初めての母国GPだということもあってか、若干の焦りがあったようで給油作業が終了する前に動き出そうとしてしまいわずかにタイムロス。
それもあってか、はたまたフェラーリ陣営が完璧なピット作業を行なったのか。いずれにしてもライコネンがピットインを挟んでハミルトンの前に出ることに成功。しかし給油時間を短くしたアロンソがライコネンの前にピットアウトするという目まぐるしい入れ替わり。
いずれにしてもハミルトンが優勝するには高い壁が立ちはだかることとなったわけです。しかも給油時間の短かったアロンソはどんどんライコネンとの差を広げていっている上、スピードがあまり上がらないハミルトン。一気に苦しい展開になりました。
ただ、給油時間が短かったということは次のピットストップのタイミングが早まることも意味しており、当然アロンソは2位のライコネンよりも早く2回目のピットイン。
このピットインによって重くなるアロンソのマシンとは対照的な、燃料が残り少なく軽いライコネンのマシン。徐々に2人の差に変化が見え始め、そしてライコネンの2回目のピット作業が終わった時には2人の順位は逆転していました。
どうにかして優勝をもぎ取ろうと食らい付いていったアロンソでしたが、結局再逆転の機会は訪れることなくライコネンがそのままフィニッシュ。ハミルトンは前を行く2台に追いつくことがないまま3位でレースを終えました。
もっとも、優勝こそ逃したもののこれで9戦連続の表彰台入り。果たして彼の好調はどこまで続くのでしょうか。
なお、ライコネンのチームメイトであるマッサは5位入賞と大健闘。あとわずかで4位のR.クビサすら抜くのではないか、というところまで来ていたのには驚きでした。
今年のF1GPも折り返し。
今なおポイントランキングでトップを走るハミルトンを、アロンソは、ライコネンは追撃することができるのか。注目です。
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